軽井沢のむかし

観光地の軽井沢は高級別荘地でもあり、一流品を扱う店や食の名店も多いですが、かつてはこのように華やかではなく地味なイメージの町だったといいます。

軽井沢の地名の由来についてはいくつかの説があります。

このあたりは標高が高くて冬は長く寒さも厳しく1年の大半がすべてが凍っているということから「凍り沢」となり、それが転じて軽井沢となったという説や、この地域のほとんどの川が上流の小川なので川の水がしばしば枯れてしまったことから「枯れ沢」と呼ばれたのが転じたとする説があります。

また、浅間山の噴火によってできた軽石が転がる土地ということに由来する説や荷物を背負って運ぶことを意味する「かるう」という古語・方言から峠に続く谷間の地名として発生したという説もあります。

江戸時代には宿場町として栄えていましたが、明治時代に入ると宿場は没落し地域は衰退していきます。

土地が痩せていてアワやヒエくらいしか栽培できなかったので、地元の人々の暮らしは恵まれたものではありませんでした。

しかし1885(明治18)に軽井沢に訪れた外国人宣教師が故郷に似たこの地を気に入ると、彼や彼の友人たちは次々に山荘を建て、現在の軽井沢が出来上がったのです。